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ポーテックのよもやま話~第10回~

皆さんこんにちは!

 

株式会社ポーテック、更新担当の富山です。

 

 

コンクリート二次製品・布設・緊張工事の鉄則5ヵ条

~安全・精度・効率を追求するための基本とは~

前回の記事では、コンクリート製品や布設・緊張工事の歴史についてお話しました。

今回はその続編として、**実務で必ず押さえておきたい「鉄則5ヵ条」**を、現場視点でご紹介します。

現場は常に“生もの”です。条件や環境は刻一刻と変わります。だからこそ、どんな現場でもブレずに守るべき「基本の鉄則」を持つことが、事故ゼロ・高品質な施工への第一歩です。


鉄則①:“事前確認・すり合わせ”が最重要

 

据付位置、部材寸法、搬入ルート、重機の旋回範囲、地中埋設物の有無など、施工前の確認が命です。
「ちょっとズレただけ」「思っていた位置と違った」が、数センチの誤差で構造的致命傷になりかねません。

現場での“即断即決”を避け、図面と現地の整合性をしっかり確認し、関係者で共有することが、全ての基本です。


鉄則②:“レベル出し”と“基礎調整”を妥協しない

 

布設工事では、いかに正確に水平を出すかが重要です。
たとえ製品そのものが高精度であっても、下地の転圧不足や不陸調整の甘さがあると、後に大きな沈下・ひび割れの原因となります。

基礎地盤の締固め、路盤調整材の選定、レベル測量など、**「見えなくなる部分こそ丁寧に」**が鉄則です。


鉄則③:“安全帯・合図・死角”を徹底せよ

 

布設作業や緊張作業は、重量物の吊り上げ・高所作業・高圧作業など、災害リスクの高い工種です。
事故の多くは「合図が伝わっていなかった」「死角から人が入っていた」「声をかけたつもりが聞こえていなかった」といった“すれ違い”から起こります。

KY活動、声出し確認、作業員間の目配せ・合図、そして**「安全帯を義務化し、使い方まで徹底」**することが必須です。


鉄則④:“緊張作業”は“段取り8割、施工2割”

 

PC鋼材の緊張作業は、施工後に戻せない作業です。
定着アンカー・導入力・グラウト充填・養生管理まで、すべての段取りと管理が仕上がりを決めます。

ケーブルの通りや防錆処理、トルク管理、張力計測値などは「記録にも残る」ため、第三者にも説明できるよう、一つひとつのプロセスに根拠を持つことが重要です。


鉄則⑤:“天候・施工環境”を侮らない

 

雨天での布設、夏場の高温下での緊張、冬季のグラウト凝固遅延――すべてが品質に影響します。
現場では“工程通り”に進めたくなる気持ちは分かりますが、コンクリートや鋼材は気象条件に敏感です。

現場判断で「やめる勇気」も品質確保の大前提。天候・温度・湿度を常に意識し、「人・材料・機械のコンディション」を最良に保つことが求められます。


■ まとめ:鉄則を守る者だけが、“安全と信頼”を手にする

 

土木やインフラの世界では、「誰も気づかないほど当たり前に機能する」ことが最高の成果です。
その“当たり前”をつくるためには、こうした鉄則を一つもおろそかにせず、丁寧な段取りと技術の蓄積が必要です。

目立たないけど、なくてはならないこの工事分野。だからこそ、真面目に、誠実に、鉄則を守る人たちが輝きます。
次の時代の基盤をつくる仲間たちへ、これらの鉄則が届けば嬉しく思います。

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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