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ポーテックのよもやま話~第18回~

皆さんこんにちは!

 

福井県坂井市を拠点に福井県・富山県・石川県などの北陸エリアで、コンクリート二次製品・布設・緊張工事などを主な事業として行っている

株式会社ポーテック、更新担当の富山です。

 

 

 

二次製品の代表例:U字溝・側溝

 

 

 

🌧️ 雨水を運び、街を守る“足もとインフラ”

 

雨の日、道路に水たまりができずスムーズに流れていく――
それを支えているのが、道路脇にある**U字溝(側溝)**です🌦️

一見地味ですが、U字溝は都市の排水インフラに欠かせない重要な存在。
その施工精度が、街の安全性と快適さを大きく左右します。


🏙️ U字溝とは?

 

U字溝は、断面が「Uの字」になったコンクリート二次製品。
道路脇や住宅地の排水路として設置され、雨水を速やかに排出します。

その役割は単純に見えて、非常に奥が深いんです。
なぜなら、水の流れ・勾配・継ぎ目の精度がすべて機能に直結するからです💡


⚙️ 設計と勾配の考え方

 

U字溝は、**わずかな勾配(1/300~1/500)**をつけて設置されます。
この傾きがあることで、水が自然に流れ、滞留や悪臭の発生を防ぎます。

たとえば100mの距離であれば、たった20〜30cmの高低差しかありません。
そのため、現場ではレーザー測量やレベル計を使い、ミリ単位の精度で施工します📏

また、蓋(グレーチング)部分の高さも歩道や道路との段差を考慮して調整され、
車椅子やベビーカーでも安全に通行できるよう配慮されています。


🧱 施工の流れ

 

1️⃣ 路盤整備と基礎作り
 → まずは転圧して地盤を安定化。
  基礎コンクリートを打設し、水平を確認。

2️⃣ U字溝の据付
 → クレーンで慎重に設置。ジョイント部にモルタルを充填して密着。

3️⃣ 継ぎ目調整と目地仕上げ
 → 水漏れ防止と滑らかな流れを確保するため、細心の注意を払う。

4️⃣ グレーチング(蓋)の設置
 → 耐荷重・排水性・安全性を兼ね備えた蓋を選定。


🌈 街を守る“見えないヒーロー”

 

大雨のとき、道路が冠水せずに済むのは、
このU字溝が見えないところで雨水を運んでくれているからです☔

施工現場では「ほんの1mmのズレが、街の排水を止める」と言われるほど、
緻密な作業と経験が求められます。

きちんと設置されたU字溝は、人の暮らし・建物・道路を守る最前線
地味だけど、まさに“縁の下のインフラ”なんです🌍


💬 まとめ

 

✅ U字溝・側溝は都市排水の要
✅ 勾配・継ぎ目・高さの精度が命
✅ 丁寧な施工が快適な街づくりを支える
✅ 普段見えないところで活躍する重要インフラ


L型擁壁とU字溝。
どちらも街を支える「地面の下のヒーロー」たちです。
彼らの存在があるからこそ、私たちは安心して暮らせるのです🌿

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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福井県坂井市を拠点に福井県・富山県・石川県などの北陸エリアで、コンクリート二次製品・布設・緊張工事などを主な事業として行っております。

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