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ポーテックのよもやま話~第20回~

皆さんこんにちは!

 

福井県坂井市を拠点に福井県・富山県・石川県などの北陸エリアで、コンクリート二次製品・布設・緊張工事などを主な事業として行っている

株式会社ポーテック、更新担当の富山です。

 

 

 

 

🏗️プレテンション方式とポストテンション方式

〜二大工法の違いと使い分け〜

緊張工事には、大きく分けて「プレテンション方式」と「ポストテンション方式」という2つの工法があります。
どちらも“コンクリートをより強くする”という目的は同じですが、
工程・設備・用途には明確な違いがあります。

ここでは、両者の特徴と使い分けのポイントを詳しく見ていきましょう。


⚙️プレテンション方式(Pretensioning)

 

プレテンション方式は、あらかじめ型枠の中でPC鋼材を引っ張っておき
そのままコンクリートを打設して硬化後に力を解放する工法です。

つまり、鋼材を先に緊張 → コンクリートで固めるという順序になります。

【特徴】

  • 鋼材が直接コンクリートと付着するため、付着性能が高い

  • 工場での製品製造(プレキャスト製品)に適する

  • 現場での作業時間を短縮できる

  • ただし、長尺構造物や現場打ちには不向き

代表的な使用例は、プレテンション桁、スラブ、PCポールなどです。
工場で精密に管理できるため、品質のばらつきが少ないのが強みです。


🔩ポストテンション方式(Post-tensioning)

 

ポストテンション方式は、コンクリートを先に打設・硬化させた後
シース内に通したPC鋼材を油圧ジャッキで引っ張る工法です。

つまり、コンクリート完成後に緊張を与える点がプレテンション方式との大きな違いです。

【特徴】

  • 長大スパン構造や現場施工に最適

  • 緊張力の調整が柔軟で、設計自由度が高い

  • シース・グラウト材を使用し、防錆にも配慮可能

  • ただし、現場環境や施工精度の影響を受けやすい

代表的な使用例は、橋梁・高速道路・大スパンの建築梁など。
大型構造物に欠かせない工法であり、緊張工の熟練技術が光る分野です。


🧩工法の使い分け

 

項目 プレテンション方式 ポストテンション方式
主な施工場所 工場(プレキャスト) 現場(橋梁・建築)
緊張タイミング 打設前 打設後
鋼材の付着 コンクリートに直接付着 シースを介して間接的
主な用途 桁・スラブ・電柱など 橋梁・床版・大梁など

両者は用途こそ違いますが、
いずれも**「高耐久・高強度の構造を実現するための技術」**という点で共通しています。


🧱現場での役割とチームワーク

 

緊張工事は、設計・加工・緊張・定着・検査と多段階の工程で進みます。
特にポストテンションでは、油圧管理やグラウト注入など、
一人のミスが構造全体に影響を与えるため、常にチーム連携が重要です。

安全確認・声の掛け合い・計測記録。
どれも小さな作業のようでいて、完成した橋を支える“見えない力”となります。


👷‍♀️求職者の方へ

 

緊張工事は、建築・土木の世界でも“ハイレベルな専門技術”として知られています。
しかし、最初から完璧にできる人はいません。

現場では、ベテラン職人が測定の方法、ジャッキ操作、資材管理などを一つひとつ丁寧に教えます。
技術が身につくほど仕事の幅が広がり、将来的には緊張管理技術者・施工管理技士などの資格も目指せます。

モノづくりが好きな方、橋や建物に関わる仕事をしたい方には、まさに天職です。


まとめ

 

プレテンション方式とポストテンション方式――
2つの工法は違っても、目的は同じです。
「より強く、より長く、安全な構造をつくること」。

緊張工事は、力学と技術、そして職人の経験が融合する“構造の芸術”。
その一つひとつの現場に、未来の社会インフラを支える誇りが込められています。

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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福井県坂井市を拠点に福井県・富山県・石川県などの北陸エリアで、コンクリート二次製品・布設・緊張工事などを主な事業として行っております。

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